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茶況(5月9日)中場所が生産終了へ 静岡市中 県産一茶

 静岡市中の県産一茶は、榛原や富士などから荷口が届いた。中場所の多くの工場が生産を終え、出回り数量は大きく減っている。
 少量入荷した榛原、勝間田、相良は950~800円前後、金谷は1000円周辺で商談が成立した。
 磐田の品種物のかぶせは2000円前後で取引された。富士は50円前後の下落が続き、900~750円で手合わせした。
 大型連休をはさみ、一茶の仕入れをほぼ終えた問屋が散見される。ただあっせん業者は「9日以降雨予報が続くことから、仕入れを急ぐ動きもあった」と指摘した。
 静岡茶市場は午前10時現在、県内産3万791キロ、県外産3134キロが上場した。

 藤枝 JA茶業部藤枝工場に6工場から11口1085キロが持ち込まれた。蔵田地域の手摘みに5000円の値が付いた。1000円台前半の取引が増えてきた。

 島田、金谷、川根 島田地域は1900~1300円。最北部の伊久美地区も今週いっぱいで生産を終える見込み。

 榛原、相良 牧之原市は11日から13日の間、市役所榛原、相良両庁舎で新茶の呈茶サービスを行う。

 掛川、小笠 掛川茶市場にはかぶせや有機栽培茶など1万8184キロが上場した。2800~790円で取引された。一番茶の生産はおおむね終了した。

 袋井、森 袋井市では1000円前後の取引が中心で、前日から300円程度の下げ。コワ葉化が進み、茶商は良品を拾い買いしている。市内での一茶生産は9、10日でほぼ終了する見通し。

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