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梶井基次郎しのび「檸檬忌」 21日から伊豆・湯ケ島

 小説「檸檬(れもん)」で知られ、現在の伊豆市湯ケ島で執筆活動をした作家梶井基次郎をしのぶ行事「湯ケ島檸檬忌」が21、22の両日、湯ケ島地区で開かれる。
 21日は午後8時から、前夜祭として梶井が「闇の絵巻」で題材に取り上げている湯本館から湯川屋までの道のりを散歩する。定員15人。参加無料。
 22日は午前11時から、市役所天城湯ケ島支所で県立大国際関係学部の細川光洋教授(日本近代文学)が講演する。講演後には梶井の文学碑前に移動し、追悼の会を実施する。定員30人。参加費2千円。
 梶井が滞在した湯川屋主人の故・安藤公夫さんの孫で実行委員長を務める神田航平さん(41)は「梶井の作品は音にまつわる表現が多い。湯ケ島で聞いた音をどのように表現したのか感じ取れれば」と話した。両日とも事前申し込み制。ツイッターなどでも受け付ける。
 問い合わせは実行委の船原館<電0558(87)0711>へ。

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