テーマ : 福祉・介護

静岡のひとり親支援団体 食料配布会の運営者養成へ

 静岡市のひとり親支援団体「シングルペアレント101」が、食料配布会の運営者養成に乗り出す。新型コロナウイルスや物価高などの影響で食料支援を求める人が年々増えているため養成講座を開き、市内外での運営者の拡大を目指す。

30人から申し込みがあった食料配布会。米や非常食のほか、子どもの年齢に応じて好みそうな菓子類を同封している=4月下旬、静岡市清水区
30人から申し込みがあった食料配布会。米や非常食のほか、子どもの年齢に応じて好みそうな菓子類を同封している=4月下旬、静岡市清水区

 同団体は2020年春から支援を始め、延べ2千世帯に食料約35トンを提供。昨秋以降、物価上昇も相まって新規利用者が増え、この半年間で支援した300世帯のうち新規が2割を占める。
 利用者アンケートによると、半数近くは月収7万5千円以下だった。静岡市会場に掛川市や富士市在住者から申し込みがあったことや、「地元に支援活動がないので自分が運営したい」との相談を受けたことから、養成講座を開くことにした。
 同団体によると、食料配布の運営者の担い手育成は珍しいという。講座では準備や人員確保、個人情報の扱い方といった実務面のほか、行政などの支援機関へのつなぎ方も伝える。田中志保代表(48)は「受講生には食品提供の場だというだけでなく、多様な相談窓口につなぐ場と意識してほしい」と話す。
 講座は6月18日午後1時半から、静岡市葵区のアイセル21で開催。田中代表のほか、三重県内で食料支援活動を行うNPO法人「太陽の家」の近藤正明事務局長が講師を務め、ワークショップなども行う。定員は会場が30人で、オンライン参加も20人まで受け入れる。参加費3千円。希望者は5月30日までに団体ホームページの指定フォームから申し込む。

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