サッカー強豪 マンCが富士で動画撮影 日本サポーター拡大へ

 サッカーのイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティー(マンC)のマスコット「ムーンチェスター」が4月下旬に富士市久沢の村松園の茶園を訪れ、日本の自然や茶文化をPRする動画を撮影した。動画は、みどりの日の4日にチーム公式ツイッターで国内外に発信される。

茶娘に茶摘みの仕方を習うムーンチェスター=富士市の村松園
茶娘に茶摘みの仕方を習うムーンチェスター=富士市の村松園

 ムーンチェスターは日本のサポーター拡大を目指して大型連休中に来日した。都内でサポーターと触れ合う企画などをSNSで発信し、日本のサポーターの存在を母国などにも伝えている。
 4月30日に村松園を訪れたムーンチェスターは、富士市で茶のPRを担う「富士の茶娘」らと茶畑を巡り、茶摘みを体験した。茶室で抹茶も味わった。ドローンも駆使して撮影した動画は約3分にまとめて発信される。
 動画撮影は、富士山と茶畑の風景などを掲載する同園のブログをチームの提携企業の担当者が見て、「茶摘みをさせてほしい」と連絡したことがきっかけ。同園の村松智恵子さんは「突然の連絡に驚いた。世界的に有名なチームに取り上げてもらうことで富士のお茶を世界の人に知ってもらえたら」と喜んだ。
 

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