テーマ : お茶・茶況

質高い川根茶 育む 農家7人 上位賞や産地賞目指す

 川根茶産地の川根本町で6日ごろまで、今年の全国茶品評会に向けた出品茶の製造が行われている。町内の農家7人が出品する。最高位の農林水産大臣賞など上位の入賞や、町としては2年ぶりとなる産地賞の受賞を目指して、最高級の川根茶づくりに励んでいる。

摘採した生葉を確認する相藤さん=川根本町元藤川
摘採した生葉を確認する相藤さん=川根本町元藤川

 出品者は普通煎茶4キロの部で、土屋鉄郎さん、川崎好和さん、相藤令治さん、相藤直紀さん、同10キロの部で丹野浩之さん、小平史郎さん、橋本立生さん。
 元藤川の山あいにある相藤直紀さんの茶園で30日、摘採が行われた。自然仕立てのやぶきたを摘み手が一芯二葉で摘み取った。相藤さんは「冬の寒さで休眠がしっかり取れたことで芽伸びが良く、品質の高い川根茶に仕上がりそう」と話した。
 生葉は同日中に荒茶に加工した。5月半ばから下旬にかけて調整作業を行い、出品茶を厳選するという。
 

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