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三ケ日の魅力、子どもたち発信 絶景スポットなど東名SAで掲示

 浜松市北区三ケ日町の子どもたちが、地域や学校について紹介する掲示物を制作し、同町の東名高速道浜名湖サービスエリア(SA)で展示している。フードコート南側の掲示場所を「浜名湖かがやきテラス」と名付け、幼稚園、保育園、小中学校が持ち回りで三ケ日町の魅力発信に取り組んでいる。

地域の絶景スポットをまとめ、浜名湖SAに掲示した浜松市立三ケ日中の生徒=同市北区三ケ日町
地域の絶景スポットをまとめ、浜名湖SAに掲示した浜松市立三ケ日中の生徒=同市北区三ケ日町


 掲示は、同町の地元団体「わらの会」が企画し、同SAを管理、運営する中日本エクシスと近鉄リテーリングの協力を得て2021年度に始めた。同会の夏目厚司さん(70)は「全国から人が集まる場所を地域のPRに活用しない手はない。コロナ禍でSAの利用者が減っている中、地元住民が足を運ぶきっかけにもなる」と意義を語る。
 27日には、三ケ日中と認可保育所チャイルドスクエア浜松三ケ日の掲示物がお披露目された。三ケ日中の生徒は瀬戸橋、猪鼻湖、都筑神社などの地域の絶景スポットを写真と文章でまとめた。はだしでの保育に取り組む同保育所は、園児が足の裏で描いたアート作品を展示した。
 三ケ日中の生徒会長成瀬諒真さん(14)は「三ケ日を多くの人に知ってもらえる機会は貴重。掲示をきっかけに訪れてほしい」と話した。
 掲示を担当する幼稚園や学校などは、1カ月ごとに交代する。
 (細江支局・大石真聖)

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