介護人材確保へ ボランティアと施設マッチング 西伊豆町など実証運用を開始

 西伊豆町と町社会福祉協議会は25日、介護施設と有償ボランティアをつなぐ「スケッター」の実証運用を開始し、同日夜、キックオフイベントのオンライン説明会を開いた。町内の介護施設が全国各地の登録ボランティアに日頃の活動などを紹介した。

介護施設がボランティアに活動内容などを紹介したオンライン説明会=西伊豆町社会福祉協議会
介護施設がボランティアに活動内容などを紹介したオンライン説明会=西伊豆町社会福祉協議会

 スケッターは東京都の「プラスロボ」が提供するサービスで、施設とボランティアがそれぞれ登録しマッチングを図る。町は介護人材の確保や関係人口の増加に向け、同社と連携し運用を始めた。
 説明会では町担当者らが、ボランティアの来訪のきっかけになればと観光動画もPRした。スケッターの運用が進む県外の介護施設関係者から、ボランティアと交流を深めるノウハウも学んだ。
 説明会の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」のチャンネル「公式スケッター」で視聴が可能。現在、スケッターに登録している町内の介護施設は4カ所で、社協は登録施設を募っている。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞