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日本語教育、タイで推進 派遣5人、川勝知事に説明

 独立行政法人国際交流基金の「日本語パートナーズ派遣事業」の参加者が26日、県庁に川勝平太知事を訪ね、タイでの日本語教育支援について説明した。

タイでの日本語教育支援など活動を説明する参加者=26日午前、県庁
タイでの日本語教育支援など活動を説明する参加者=26日午前、県庁

 2021年度に派遣された岩崎裕子さん(62)=藤枝市=、金森莉沙さん(23)=焼津市=、中川あい子さん(56)=富士市=は、現地の学生の熱意に触れた喜びや、静岡の食材や名所を紹介した実績などを報告した。22年度に参加する原田莉緒さん(22)=長泉町=と伊藤佑妃さん(21)=静岡市葵区=は、日本語を教える意気込みや異文化に触れる期待を語った。
 県は16年に同基金と結んだ協定に基づき、県の推薦者を派遣する独自のプログラムを実施。県内からはこれまでに一般募集の53人と県の推薦者29人がタイやインドネシア、ベトナムに派遣され、現地の日本語教師の補助や日本文化の紹介に当たってきた。
 同基金の鈴木雅之理事は「静岡は世界に誇る文化的な資源や魅力がある。現地の人たちに日本への関心を持ってもらうことに尽力してくれている」と感謝を述べた。

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