耕作放棄地で野菜栽培 富士宮高校会議所が新プロジェクト 参加者募る

 富士宮高校会議所はこのほど、リサイクル堆肥「マスマス元肥」を活用し、富士宮市内の耕作放棄地削減を目指す新プロジェクトを始めると発表した。耕作放棄地で同堆肥を使って農作物の栽培に挑戦したい市民を5月31日まで募集する。

新プロジェクト始動で意気込むメンバーや協力者=富士宮市西町
新プロジェクト始動で意気込むメンバーや協力者=富士宮市西町

 同高校会議所がニジマス残さと畜産ふん尿で開発した同堆肥はリン、カリウムのほかアミノ酸が一般堆肥より豊富という。同堆肥で育てた野菜でのスイーツ作りやコンテスト、クラウドファンディングなど普及に向けた取り組みを重ねてきた。
 同堆肥の製造を担う富士バイオテック松原通雄代表の紹介で、プロジェクト用に同市粟倉の耕作放棄地約千平方メートルを用意した。高校会議所が窓口となり耕作放棄地を紹介し、農業に挑戦してみたい市民を広く募る。旅風農園の川島泰一郎代表が栽培の支援に入る。
 記者発表には高校会議所メンバーや協力者が出席した。吉村未夢会頭は「マスマス元肥が合う野菜や果樹、花などが見つかれば新たな特産物創出のほか、耕作放棄地の削減につながる」と語った。
 このほか、第3回SDGsコンテスト(5月18日~11月30日に募集)では新たに耕作放棄地で同堆肥を使った実践報告を募る。市内学校や幼稚園、保育園などに同堆肥を無償配布する事業も始める。配布希望は5月31日まで受け付ける。問い合わせは事務局<電090(5008)5439>へ。

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