竹林整備、メンマ調理 裾野のNPO、市内で販売へ

 放置竹林の管理など地域課題に取り組む裾野市のNPO法人みらい建設部は24日、竹林の幼竹を使ったメンマ作りに取り組んだ。

幼竹を細かく切り分ける参加者=裾野市佐野
幼竹を細かく切り分ける参加者=裾野市佐野
切り分けた幼竹をゆでる参加者=裾野市佐野
切り分けた幼竹をゆでる参加者=裾野市佐野
幼竹を細かく切り分ける参加者=裾野市佐野
切り分けた幼竹をゆでる参加者=裾野市佐野

 メンバーと地域の子どもら約10人が参加し、同市佐野の竹林で高さ約2メートルに育った幼竹を伐採。合わせて重さ約40~50キロの幼竹を細かく切り分け、約1時間ゆでてあく抜きした。メンマは1カ月ほど塩漬けした後、塩抜きと味付けをして市内の酒屋と飲食店のほか、自販機でも販売する。
 同NPOは2018年から放置竹林の整備を始め、19年に国産メンマとして商品化した。昨年11月には全国8企業・団体による「純国産メンマサミット」を発足させ、ブランド化や販路拡大に向けて連携を強化している。
 NPO事務局の宮坂里司さんは「今日の参加者にも全国から作り方を学びに来た方がいる。おいしくて歯ごたえがあるメンマ作りの活動をさらに広げていきたい」と力を込めた。
 

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