テーマ : 防災対策

災害対応トイレ 浜松市に寄贈 杏林堂とエネジン

 杏林堂薬局(浜松市中区)とLPガス販売のエネジン(同)は22日、市の災害対策強化に貢献するため、少量の水で流すことができるトイレ3台を市に寄贈した。

災害時に洗浄水量を抑えるトイレを寄贈した贈呈式=浜松市中区の市防災学習センター
災害時に洗浄水量を抑えるトイレを寄贈した贈呈式=浜松市中区の市防災学習センター

 トイレは住宅設備大手LIXIL(リクシル)の「レジリエンストイレ」。平時は通常の水洗トイレとして使用し、災害で断水が生じた場合は洗浄水量を通常の5リットルから1リットルに切り替えて利用することができる。
 杏林堂薬局の小河路直孝社長とエネジンの藤田源右衛門社長、リクシル中部支社の峰松英利支社長が中区の市防災学習センターを訪れ、市の小松靖弘危機管理監に目録を手渡した。寄贈されたトイレは市内の防災拠点や避難所に指定されている学校に設置する予定。当面の間は、同センターで展示するという。

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