GKコシェレフ、母国モルドバ支援へ ⚽J1ジュビロ磐田 試合前に募金活動 ウクライナ侵攻で避難民流入
J1磐田はGKアレクセイ・コシェレフ選手の母国モルドバを支援する募金活動を23、28日の試合前に磐田市のヤマハスタジアムで行う。ロシア軍の攻撃を受けるウクライナの隣国モルドバは避難民の大量流入により医療施設が逼迫(ひっぱく)するなど混乱が続いている。コシェレフ選手はモルドバの現状について「ウクライナから国境を渡って8万人以上が避難している。そのうち5万人はモルドバの各家庭が自分の家を開放し、受け入れている」と説明。さらに「住むところがない避難民のために、モルドバ政府は宿泊施設や食事、薬、衣服などを用意する状況に追われている。この本当に悲惨な状況を少しでも解決すべく皆さんに協力をお願いしたい」と訴えた。

選手会長のDF小川大貴選手は「選手会が主体となってモルドバに支援募金を行いたい」とコメントした。
23日ルヴァン杯FC東京戦は午後2時20分から、28日リーグ戦名古屋戦は午後6時20分から。小野勝社長と選手らが参加し、20分間程度協力を呼び掛ける。各ゲートにも募金箱を設置する。集まった善意は駐日モルドバ大使館支援金窓口へ送る。