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静岡人インタビュー「この人」 袴田雄三さん 天竜区長に就任

 浜松市の行政区再編区割り案で、唯一現行の区割りを維持する天竜区。旧天竜市役所出身の区長として、かじ取り役を担う。浜松市に合併後は、主に本庁で企画課や広聴広報課などに所属。林業振興課長、保健総務課長を経て4月から現職。58歳。

袴田雄三さん
袴田雄三さん

 -天竜区の現状は。
 「人口減と少子化、災害のリスクなど、いずれも中山間地に顕著な課題を抱える地域。住民が減り、地域力が落ちれば悲観的な感情の連鎖が生まれてしまう。これを改善するためには、行政と住民が共に手を携えて『何とかしていこう』と思えるような環境作りが大事だ。最近では、二俣町の商店街に新店が相次いで開店するなど明るい話題もある。そうした機運も積極的に後押ししていきたい」
 -合併後の天竜区を振り返って。
 「合併前の5市町村の行政機関をはじめ、雇用や行政サービスの中核を担う組織の多くがなくなった。そこに地域力低下の要因、不満や不安があることは承知している。一方で、街中の住民が天竜に触れる機会が増えた。より交流を深めるための取り組みを行っていきたい」
 -行政区再編について。
 「現在の区割り案では、天竜区が唯一現状の形を保ったままとなる。再編は天竜区の魅力や可能性を、改めて住民とともに捉え直す機会になる。その上で区内の各地区が、共通の課題の解決に向かって一丸となって進んでいく必要がある」
 -区役所の役割は。
 「区役所は地域住民にとっての一番身近な行政機関であり、市民サービスの最前線だ。私自身もフットワークを軽くして、課題の現場や住民に直接触れ、住民に寄り添った運営の先頭に立っていきたい」
 

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