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静岡人インタビュー「この人」 榎昭裕さん JR沼津駅前に新聞販売店を出店

 沼津市の情報を発信するネットニュースサイト「沼津経済新聞」を運営する企画・広告会社「ツナゲル」代表。新聞とともに、スープやパンなど取材した店舗の商品を販売する。42歳。

榎昭裕さん
榎昭裕さん

 -新聞店を始めた理由は。
 「大手町にある空きビルの活用事業『for now』に誘われ、1月から3カ月限定で出店した。記事では伝えきれない地域の店や商品の魅力を、ネットを使わない人にも伝えようと、地方紙を販売しながら商品の販売・PRを担った。今は27日まで展開している駅南口前の道路空間活用事業『オープンヌマヅ』に月水金で出店している」
 -新聞店のターゲットは。
 「当初は『大手町の金融機関で働くサラリーマンのおじさん』。出社前に日替わりの朝食とともに地域情報を提供しようとしたが、駅で新聞を、コンビニでコーヒーを買うおじさんのルーティーンを変えるのは難しかった。主な顧客は出店する店のファンの20~30代女性が中心」
 -手応えは。
 「あるお店のファンが他の曜日に出店する店舗の常連になったり、職場の女性を通じて店を知ったおじさんがスープを買いに来たりなど、新しい流れが生まれた。大手町を『駿河の東の金融街』と名付け、同市戸田の名産品『戸田塩』を使ったフィナンシェを企画・販売し、700個を3週間で完売した」
 -今後の展望は。
 「大手町のさんさん通りに定額制の弁当店を開きたい。空きビル出店を機に、沼津で働く人が地元の魅力をあまり知らないことに気づいた。DXを活用して顧客のライフスタイルに合わせたメニューを提供したり、お弁当と一緒に地域の情報を届けたりする“お節介な弁当店”で町をもっとにぎやかにしたい」

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