浜松市「イクレイ」加盟 静岡県内初、持続可能な都市目指す

 浜松市は19日、世界2500以上の自治体でつくる国際ネットワーク「ICLEI(イクレイ)―持続可能な都市と地域を目指す自治体協議会」に、今月1日付で加盟したと発表した。加盟は県内自治体で初めて。
 イクレイは1990年の創設で、気候変動への対応を中心に、都市・地域の持続可能性を高める活動に取り組む。ドイツのボンに世界事務局を置き、国内では東京都や名古屋、横浜、札幌市などが加盟している。
 浜松市は政府から2018年、「SDGs(持続可能な開発目標)未来都市」の選定を受けた。官民連携組織を発足させ、脱炭素や森林の保全、活用などの取り組みを進めている。イクレイ加盟により、会員自治体間の情報共有や市内での一層の機運醸成を図る。
 25日にイクレイ日本から会員証を受領する予定という。

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