テーマ : この人

静岡人インタビュー「この人」 庄田祐一さん(掛川市)「本と、珈琲と、ときどきバイク。」店主

 掛川市富部の書店「本と、珈琲と、ときどきバイク。」の店主。大手バイクメーカーでプロダクトデザイナーを11年間務めた後、2021年11月に書店をオープンした。金沢市出身。35歳。

庄田祐一さん
庄田祐一さん

 -なぜデザイナーから書店主になったのか。
 「バイクが好きで美大を卒業後、デザイナーになった。しかし、次第にバイクに対するイメージが固定化していることが気になった。かっこいい男性的な印象が強いが、女性にも乗ってほしい。バイクのワイルドなイメージを少しでも優しくしたい。バイクと出合う裾野を広げたいと思い書店を開いた」
 -店のコンセプトは。
 「バイクと出合うための本屋。売れ筋の本よりも旅や食、写真など好奇心につながる本をそろえた。人の気持ちに寄り添える本や感受性を培える本、美意識を磨けるような本も扱う。心が動いたその先にバイクがあるのではないかと考えた」
 -書店経営の難しさは。
 「市内で個人書店を営む先輩に経営のノウハウを学んでいる。経営はなかなか厳しいが開店から5カ月がたち、徐々にお客さんが増えた。応援してくれる人もいて、店の外の庭で読書会を開きたいと提案してくれる人も。お客さんの力も借りて、さまざまなことに挑戦していきたい」
 -どんな書店を目指すか。
 「人々の憩いの場にしたい。店ではコーヒーの販売や本の貸し出しもしている。食事の持ち込みも可能なので、待ち合わせに利用する人や休憩に訪れるライダーもいる。アートの拠点にしたいという思いもあり、絵を飾ることができるよう店内の壁は白くした。現在、県内の作家の展示会を企画している」

いい茶0

この人の記事一覧

他の追っかけを読む