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基準地震動、決定へ前進 浜岡原発の評価、原子力規制委了承

 原子力規制委員会は15日、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の新規制基準適合性確認審査会合を開き、プレート間(南海トラフ)地震など「震源を特定して策定する地震動」について中電の評価を了承した。7年半を経過した地震動の議論がヤマ場を越え、中電は重要課題の一つに位置付けている基準地震動(耐震設計の目安となる最大の揺れ)の決定に向けて「大きく前進した」としている。
 中電は昨年7月の会合に続き、従来のすべての説明内容をとりまとめた資料を改めて提示した。敷地周辺の地震発生状況▽敷地における地震動の増幅特性▽プレート間、海洋プレート内、内陸地殻内(活断層)の地震タイプごとに増幅特性も考慮した評価結果―などを盛り込んだ。規制委側は前回までの指摘事項も反映され「おおむね妥当な検討がなされた」と判断した。
 今後は全国一律に設定された「標準応答スペクトル」で評価する「震源を特定せず策定する地震動」の審査を経て、最終的な基準地震動を決める議論へと進んでいく見通し。
 規制委は中電が昨年12月に申請したこの評価結果に関し、使用した地盤モデルの妥当性に疑問を呈し、考え方を整理して審査の中で説明するよう求めた。

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