子ども食堂に地元新鮮農産物 JAとぴあ「マーケット」全店が提供

 JAとぴあ浜松の直営店「ファーマーズマーケット三方原店」(浜松市北区)が子ども食堂に食材の無償提供を始め、14日に1回目の寄贈式を店内で開いた。JAとぴあ浜松のファーマーズマーケットはこれで全4店舗が、子ども食堂に食材を提供することになった。

子ども食堂に贈られた農産物=浜松市北区のファーマーズマーケット三方原店
子ども食堂に贈られた農産物=浜松市北区のファーマーズマーケット三方原店

 寄贈式でJAとぴあ浜松の斉藤直司常務理事が「三方原の出荷者が精魂込めて生産した新鮮な農産物を提供し、子どもたちの健やかな成長に貢献したい」とあいさつした。生産者でつくる三方原店出荷者協議会の協力で、近隣3カ所の子ども食堂に提供する。
 ナスやダイコン、ネギ、イチゴなど約30種の農産物を受け取った「こども食堂高台ワピ」(中区)の飛田ひさ子代表は「温かく育てられた野菜を、子どもたちにいっぱい食べてもらいたい」と話した。第3金曜日に50食を大人100円、子どもは無料で提供している。最近は新型コロナの影響でテイクアウトのみ。
 ファーマーズマーケット東店(東区)、白脇店(南区)、浜北店(浜北区)は2021年から始めている。
 (浜松総局・大山雄一郎)

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