中間・期末テスト廃止 浜松開誠館中・高 丸暗記でなく…学ぶ意欲引き出したい

 浜松開誠館中・高(浜松市中区)は2022年度、中間・期末の定期テストを廃止する。各教科の単元ごとに授業を終えた段階でテストなどを実施することで、学習内容の定着を図るという。教員に知的好奇心を高めるような授業の工夫を促し、生徒の学びの意欲を引き出す狙いもある。定期テストの廃止は、県内の中高では珍しい取り組みとみられる。
 同校によると、これまでの中間・期末テストは生徒を公平に評価するのに有効だった一方、生徒にとって問題集の丸暗記などで高い点数を取ることが目的化してしまい、授業内容の正しい理解や学習の継続が課題だった。
 本年度は授業に臨む姿勢をはじめ、単元ごとのテスト実施やリポートの提出、調べ学習の発表機会を設けるなどして、各教科の習熟度を測る。
 高橋千広校長は「教員の授業の自由度は高まるはず。教科書をなぞった画一的な内容でなく、教科への関心を高める工夫を期待したい」と狙いを話した。

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