藤枝の銅版画家 御前崎で個展 テントウムシ題材
銅版画家のやなぎもとなおさん(54)=藤枝市=の個展が24日まで、御前崎市門屋の静岡カントリー浜岡コース&ホテル・カルチャーフロアで開かれている。約50点を出展した。主な題材はテントウムシ。自身が約3年間銅版画を学んだフランスでは幸運の象徴とされる動物のかれんな姿を表現している。

工程では銅板に鉄筆で絵を描き、インクを塗った後にコットン紙を乗せ、ローラーで200~300キロの圧力をかけて紙に絵の線を浮かび上がらせている。約30年にわたり創作を続けているという。月、火曜は休館。