子どもの絵、車両に 豊橋の企業、浜松市西区でお披露目

 浜松市内でガソリンスタンドなどを運営する明石吉田屋産業(豊橋市)はこのほど、社員の子どもが交通安全をテーマに描いた絵をラッピングしたタンクローリー2台を西区雄踏町の同社浜松支店でお披露目した。同社や浜松西署の関係者がテープカットし、ラッピング車2台を送り出した。

タンクローリーにデザインされた子どもの絵
タンクローリーにデザインされた子どもの絵
テープカットでラッピング車を送り出す関係者=浜松市西区雄踏町の明石吉田屋産業浜松支店
テープカットでラッピング車を送り出す関係者=浜松市西区雄踏町の明石吉田屋産業浜松支店
タンクローリーにデザインされた子どもの絵
テープカットでラッピング車を送り出す関係者=浜松市西区雄踏町の明石吉田屋産業浜松支店

 子どものかわいらしい絵を車両にデザインすることで、運転者や見る人の心を落ち着かせ、ゆとりのある運転を促す試み。タンクローリーの後部に車や笑顔の運転者の絵を貼り「きをつけてね」「のんだらのるな」といったメッセージを添えた。同社の運転手高山幸弘さん(64)は「子どもの絵を背負っていると、優しい気持ちになれる。安全運転を心がけたい」と話した。
 ラッピング車を走らせる交通安全の取り組みは、大阪府高槻市の物流会社の宮田運輸が自社の事故をきっかけに進める「こどもミュージアムプロジェクト」の一環。明石吉田屋産業の明石真社長がプロジェクトに賛同し、導入を決めた。

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