富士に「みんなの家」開設 昼夜問わず受け入れ 地元NPO法人「誰もが集える居場所に」

 子どもの居場所づくりに取り組む富士市のNPO法人「ゆめ・まち・ねっと」(渡部達也代表)は12日、誰でも自由に過ごせる「みんなの家むすびめ」を同市国久保に開設した。関係者がテープカットをして新たな居場所の完成を祝った。

改修した住居で遊ぶ子どもたち=富士市の「みんなの家むすびめ」
改修した住居で遊ぶ子どもたち=富士市の「みんなの家むすびめ」

 むすびめは、ふるさと納税制度を活用した県のクラウドファンディング(CF)で集まった資金で渡部代表の自宅兼事務所を改修。1階の3部屋の壁を撤去して屋根裏をロフトにした。机やキッチンも設けた。
 子どもや子育て世代の父母、近隣の高齢者が、渡部代表が滞在する時間にいつでも出入りできる。渡部代表は「昼夜問わず受け入れられる居場所にしたい」と話した。
 同日は、放課後に多くの児童が立ち寄った。児童は「きれい」「広い」などと話し、室内を探検した。
 同NPOは、家庭や学校で生きづらさを抱えている子どもの居場所となる自由なたまり場「おもしろ荘」と冒険遊び場「たごっこパーク」を運営しているが、放課後や休日に限られていた。時間の制限なくいられる居場所の必要性を感じた渡部代表が県に事業提案した。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ