地域の新入社員向け研修 機具の使い方指導 沼津・県立工科短期大学校

 静岡県立工科短期大学校沼津キャンパス(沼津市)は2022年度、新入社員向けの在職者訓練コースを開設した。地元中小企業の活用を想定し、担当者は「企業にとって採用は投資。即戦力に育ってもらうことで投資期間を短くすることができる」と話す。

講師に金属の切断方法を学ぶ参加者=県立工科短期大学校沼津キャンパス
講師に金属の切断方法を学ぶ参加者=県立工科短期大学校沼津キャンパス

 新入社員研修を十分に行うことができない中小企業からの要望もあり、短期間の基礎講座として新設した。ものづくりと情報技術(IT)の2講座で、基礎を事前に学んで職場に溶け込みやすくし、新入社員の定着率を上げる狙いもある。
 ものづくりは7日から2日間の日程で始まり、県東部の新入社員11人が受講した。初日は安全や整理整頓などの重要性を学び、鉄のこで金属を切断する作業では同校講師から体重をのせて切ることなどを教わった。三枝優希さん(22)=長泉町=は「基礎的な機具の使い方を学ぼうと参加した。正確に作業する難しさを感じた」と話した。
 同キャンパスの教務課鈴木健三さんは「実際に工場で使う道具や現場で経験を積んだ講師がそろっている。受講料も安いので活用してほしい」とアピールする。
 6月には「事務系・製造現場のITリテラシー」を行う予定。問い合わせは同校沼津キャンパス<電055(925)1071>へ。

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