遠州織物の魅力知って 浜松のNPO、10日展示販売会

 伝統織物「遠州綿紬(つむぎ)」の技術継承や発信に取り組む浜松市のNPO法人遠州縞(じま)プロジェクトは10日、遠州綿紬を使った衣服や小物などの展示販売会「ぬくもり市」を同市中区の地域発信拠点「はままちプラス」で開く。コロナ禍による自粛期間を挟んで約4年ぶりで、規模を縮小して開催する。

10日の催しで出展する商品の一部=浜松市内
10日の催しで出展する商品の一部=浜松市内

 同プロジェクトに参加する6社が出展する。縞の幅や色の組み合わせで印象が異なるスリッパやポーチ、衣類など多様な商品を並べる予定。「遠州格子(ごうし)」と呼ばれるチェック柄の新たな商品も紹介する。
 同NPO法人の中心メンバー小杉思主世さんは「催しを通じて活動をより多くの人に知ってほしい。遠州格子もお披露目したい」と話した。
 午前10時から午後4時まで。

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