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特集 : 福祉・介護

障害者虐待 2020年度46件 静岡県、相談体制を強化

 静岡県はこのほど、2020年度に県内の市町で確認された障害者虐待の調査結果を公表した。家族などの養護者による虐待が33件(19年度比22件減)、障害者福祉施設従事者などの虐待が13件(同5件増)の計46件(同17件減)だった。
 県や市町の窓口に寄せられた相談や通報は159件(同29件減)。このうち養護者に関するものが99件で、施設従事者に関するものは60件だった。
 虐待件数のうち施設従事者による13件の類型は、利用者をたたくなどの身体的虐待が12件で最も多く、大声での威圧などの心理的虐待が4件、性的虐待が1件だった(重複あり)。県東部の福祉施設では、保育士の男が複数の少女にわいせつ行為をするなどした事件が発生し、男は有罪判決を受けた。
 養護者の虐待は身体的虐待が21件、放棄・放置、経済的虐待が各8件など(重複あり)。虐待者は父が12件と最多で、次いで母と兄弟姉妹がそれぞれ7件だった。
 障害者政策課は「18、19年度の虐待件数が比較的多かったため20年度は減少したが、施設従事者による重大な事件が起きた」と警戒する。22年度は市町や県障害者虐待防止センターの相談体制を強化し、虐待の早期発見を図る。

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