全シート立体音響で臨場感 車載オーディオ、ヤマハが新技術

 ヤマハは7日、自動車の車載オーディオ商品シリーズとして、全シートで臨場感ある立体音響を体感できる技術を開発したと発表した。ドルビーラボラトリーズ社(米国)の音響規格「ドルビーアトモス」を活用した。国内外の自動車メーカーに売り込み、本年度内の量産化を目指す。

全シートでの立体音響実現へ、30個のスピーカーなどを搭載した車両のイメージ
全シートでの立体音響実現へ、30個のスピーカーなどを搭載した車両のイメージ

 ヤマハ独自の振動板などを組み入れた計30個の高音質スピーカーを、ドアや耳元のヘッドレスト、天井部などに配置した。同社の信号処理技術により、スピーカーとの距離で感じやすい音の偏りの解消を図った。大型から小型車まで、形状や内装材が異なる車種ごとに周波数の最適なチューニングを実現する。
 自動運転技術の開発競争で自動車を取り巻く環境の変化が予想される中、車内の充実した音響環境を整えることで、映像や楽曲コンテンツを楽しめる空間を創出する。

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