富士山と駿河湾一望「風景美術館」 日本平の芝生広場、利用可能に

 静岡市が2010年度から整備中の日本平公園(静岡市清水区)で3月末、2・6ヘクタールの芝生広場が供用開始となり、富士山と駿河湾を一望できる優れた景観から評判を呼んでいる。浮世絵や絵画と構図が一致し、市公園整備課は「ここからの眺めはまさに風景を切り取った美術館のよう」とPRしている。

静岡市が整備し3月末に利用可能となった日本平公園平原ゾーンの芝生広場=静岡市清水区
静岡市が整備し3月末に利用可能となった日本平公園平原ゾーンの芝生広場=静岡市清水区
赤枠内が3月末に新たに利用可能となった2.6ヘクタールの芝生広場。日本平ホテルの敷地と近接する(静岡市公園整備課提供)
赤枠内が3月末に新たに利用可能となった2.6ヘクタールの芝生広場。日本平ホテルの敷地と近接する(静岡市公園整備課提供)
静岡市が整備し3月末に利用可能となった日本平公園平原ゾーンの芝生広場=静岡市清水区
赤枠内が3月末に新たに利用可能となった2.6ヘクタールの芝生広場。日本平ホテルの敷地と近接する(静岡市公園整備課提供)

 新たに利用可能となったのは日本平ホテルと市道を挟んで近接する同公園「平原ゾーン」内の区画。芝生公園内からの眺めは歌川豊国作の「名勝八景 三保落雁」や放浪の貼り絵画家として知られる山下清の作品とも構図が重なるという。3月末には近くに234台収容の駐車場が完成し、芝生広場を訪れる親子連れなどが利用できるようになった。
 市は「風景美術館=日本平」を基本テーマに据え、総事業費100億円をかけて30年代半ばまでに日本平公園を整備する予定。日本平夢テラスのある「観富の丘ゾーン」や現在売店のある「センターゾーン」などと同時並行で、敷地内東側の日本平ホテルなどと近接する平原ゾーンの整備も進める。体験施設なども順次整備する予定だ。
 新しくできた駐車場の利用可能時間は午前6時~午後10時。市は無料で開放している。
 

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