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静岡人インタビュー「この人」 金井涼哉さん 部活動でカワラハンミョウの保護に取り組み表彰を受けた

 浜松市南区の浜松南高3年で、生物を調査、飼育する自然科学部に所属する。部員全員で取り組む絶滅危惧種の昆虫「カワラハンミョウ」の保護活動が評価され、2021年11月に開かれた第55回全国野生生物保護活動発表大会(環境省など主催)で最高賞を受賞した。17歳。

金井涼哉さん
金井涼哉さん

 -カワラハンミョウとは。
 「海岸の砂地などに巣をつくる希少な昆虫。体長15ミリほどで、中田島砂丘に生息している。カワラハンミョウの活動が活発化する夏には砂丘に出掛け、どんな場所に何匹いるかを調べている。校内の実験室では部員が毎日交代で餌を与えて、繁殖に挑戦している」
 -受賞の感想は。
 「正直取れるとは思っていなかったので驚いた。活動の紹介動画の制作を主に担当した。専門的な内容を入れすぎず、部活の楽しい雰囲気が伝わるように撮影や編集を工夫した。受賞をきっかけに、取り組みを発信する機会には積極的に参加しようと部内で声が上がり、持続可能な開発目標(SDGs)関連のコンテストにも挑戦している」
 -自然科学部の活動は。
 「アカハライモリの繁殖や、メダカやフナの飼育もしている。カワラハンミョウの保護は、後輩たちに引き継ぎたい」
 -入部の理由は。
 「中学ではサッカー部に入っていたが、この高校でしかできないことに挑戦したかった。子どもの頃から自然に興味があり、育てていた金魚やカメが成長するのを見るのが好きだった。入部するまで、カワラハンミョウの存在は正直知らなかった。保護活動を通じて、浜松にも希少な生物がいるんだと多くの人に知ってもらい、魅力の一つになってほしい」

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