南アルプス環境保全 静岡県、筑波大と連携協定

 静岡県はこのほど、静岡市葵区の井川地区に演習林を持つ筑波大山岳科学センター(津村義彦センター長)と南アルプスの自然環境保全に関する連携協定を締結した。県が設置した南アルプス学会と連携し、砂防や地質などに関する研究を推進する。

協定書を交わした津村義彦筑波大山岳科学センター長(右)と難波喬司副知事=県庁
協定書を交わした津村義彦筑波大山岳科学センター長(右)と難波喬司副知事=県庁

 県庁で行われた締結式で津村センター長は「県の豊富な観光資源と、筑波大の学術の蓄積という双方の資源を有効に活用した活動を推進し、地域社会の持続的な発展に貢献したい」と述べた。県側を代表して難波喬司副知事は「南アルプスの環境保全に向けては科学的な根拠に基づく取り組みとそのための基盤づくりが大事だ。協定は大きな意義がある」とあいさつした。
 同大は畑薙第一ダム東側に1760ヘクタールの演習林を保有。井川ダムのそばに事務所を構え、教員ら4人が拠点として活動している。

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