テーマ : 福祉・介護

高次脳機能障害 医療と福祉連携必要 静岡の社福法人がセミナー

 静岡市葵区の社会福祉法人明光会は29日、高次脳機能障害に関するセミナーをオンラインで開いた。同障害の診察に当たっている城西クリニック(同区)の杉山育子副院長が、医療と福祉が連携する必要性などについて語った。

高次脳機能障害の支援の課題などについて考えたセミナー=静岡市葵区
高次脳機能障害の支援の課題などについて考えたセミナー=静岡市葵区

 脳損傷によって注意力や感情のコントロールなどに影響が出る高次脳機能障害は外見で分かりにくく、患者の自覚も難しいことから「見えない障害」とも言われる。杉山副院長は「聞き慣れない障害で生活上の問題がイメージしにくい」と説明した上で、患者や家族には「抱え込まず、困ったら相談機関に相談してほしい」とアドバイスした。
 静岡市の高次脳機能障害支援の今後に向けては「医療と福祉の関係者が顔の見える関係を作り、気軽に情報共有できる手段が必要」と指摘。支援のネットワークを分かりやすく周知する大切さにも言及した。
 明光会が運営するサポートセンターコンパス北斗は、県から委託を受け、静岡市と志太榛原圏域の高次脳機能障害の相談支援に取り組んでいる。
 セミナーは後日、録画で患者や家族、福祉関係者に配信される。

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