現場改善支援など22年度事業承認 磐田商議所総会
磐田商工会議所は28日、通常議員総会を磐田市見付のワークピア磐田で開き、磐田産業振興会館(仮称)整備や中小製造業の現場改善支援を含む2022年度の事業計画案や予算案、役員補選など5議案を承認した。

産業振興会館は24年度内の供用開始を目指し、実施設計を策定する。総事業費は資材高騰などの影響で、前回提示額から4800万円増の4億1900万円となる見込み。同商議所コーディネーターが市内製造業に出向き、現場改善や新事業展開を支援する新規事業を盛り込んだ。
産業構造転換をテーマにした11月の産業振興フェア、県西部の大手と中小企業が連携して地域産業高度化を目指す「企業懇話会」も継続実施する。鈴木裕司会頭は「情報提供や広報活動を強化し、DXやSDGsを目指す企業のお役に立ちたい」と述べた。
補選で承認された役員は次の通り。
副会頭 橋本満(ヤマハ発動機執行役員人事総務本部長)▽専務理事 平谷均(同商議所)▽常議員 藤井隆(NTN磐田製作所長)山越弘晃(静岡銀行磐田支店長)仙道洋一(仙道合成工業社長)