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静岡人インタビュー「この人」 竹内常雄さん(浜松市浜北区)「いちご空中農園いわた」の責任者 

 磐田市駒場に昨年11月末に開園した観光イチゴ狩り農園。石川建設(同市)が農業への異業種参入で設立した「磐南ファーム」の技術部長を務める。元県職員でイチゴの養液栽培の研究に15年ほど携わった。67歳。

竹内常雄さん
竹内常雄さん

 ―農園の概要は。
 「約1・8ヘクタールの大規模ハウス内には上下に動くつり下げ式の栽培棚を配置し、温湿度は最新のシステムで制御管理している。床は全面コンクリート張りでベビーカーや車椅子利用者、背の低い子供まで最適な高さでイチゴ狩りができる。子供や家族が笑顔でイチゴを味わう姿は、従業員にとって日々の栽培管理の大きな活力になる」
 ―開園後の運営状況は。
 「紅ほっぺ、きらぴ香、よつぼし、章姫の4種類の食べ比べを楽しむことができ、徐々に地域に浸透してきた。3月上旬にはカフェと土産などの買い物のスペースも屋外にオープンした。新型コロナウイルス禍は依然続くが、園内は広々とした空間が広がり、密を避けられる。感染防止対策を徹底し、個人と団体客を迎えたい」
 ―今後の展望は。
 「観光農園のほかにも、生産したイチゴは京浜市場や地元スーパー、大手菓子店などに出荷し、前向きな評価をもらっている。今後も品質にこだわり栽培を続ける。新しい商品開発の一環で、ドライフルーツや冷凍イチゴの展開も検討している」
 ―地域との連携は。
 「キャンプ場などがある竜洋海洋公園が近くに立地する。協力して観光振興につなげていけたら。社員は県立農林大学校出身の若手7人。地元で学んだ経験を現場で生かしてくれるのはありがたい。パート60人も地元で採用していて、雇用創出には継続して貢献していきたい」

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