ラグビー、アイスタで初試合 静岡、埼玉に惜敗25―26

 ラグビーのリーグワン1部第11節は27日、アイスタ日本平などでA、B組の交流戦6試合を行い、静岡は25―26で埼玉に惜敗した。25―19とリードした試合終了間際にトライを許し、ゴールも決められて逆転負けした。埼玉は9連勝。

静岡―埼玉 後半28分、トライを決める静岡のクワッガ・スミス=アイスタ日本平
静岡―埼玉 後半28分、トライを決める静岡のクワッガ・スミス=アイスタ日本平
リーグワンの試合が初めて行われたアイスタ日本平で激しく競り合う静岡と埼玉の選手
リーグワンの試合が初めて行われたアイスタ日本平で激しく競り合う静岡と埼玉の選手
静岡―埼玉前半、敵陣深く攻め込む静岡のサム・グリーン(中央)=アイスタ日本平
静岡―埼玉前半、敵陣深く攻め込む静岡のサム・グリーン(中央)=アイスタ日本平
静岡―埼玉 後半28分、トライを決める静岡のクワッガ・スミス=アイスタ日本平
リーグワンの試合が初めて行われたアイスタ日本平で激しく競り合う静岡と埼玉の選手
静岡―埼玉前半、敵陣深く攻め込む静岡のサム・グリーン(中央)=アイスタ日本平

 東京SGは横浜を40-27で下して10勝1敗とし、首位を守った。横浜は7勝4敗。
 東京ベイは大阪に34-3で快勝し、9勝2敗で2位を堅持。トヨタは東葛に36-10で勝ち、7勝4敗とした。
 BL東京は神戸を46-35で下し、6勝目(5敗)を挙げた。浦安はBR東京を42-12で破り、3勝8敗。

 ■アイスタ初試合 終了間際に失点
 “アイスタの奇跡”がするりと逃げていった。25―19とリードしていた後半40分、自陣で粘り強く守ったが、シンビン(一時退場)による数的不利もあり、埼玉に中央突破を許した。直後に鳴ったホイッスル後にゴールも決められ25―26。8連勝中だった強豪を相手に、1点差負けという悔しい結果となった。
 堀川監督は「80分間、素晴らしい試合をしてくれた。1点差という結果に、試合後は選手にこれが現状という話をした」。昨年末の宮崎合宿で0―50と大敗した相手に肉薄し、チームの成長を感じ取った。
 前半は「攻めすぎず、チャンスを見極めよう」との指揮官の狙いと、SOグリーンの巧みなプレーなどで15―3で折り返した。グリーンは「味方のポジショニングが良く、スペースをつくってくれた」と組織力に胸を張った。後半22分に15―16と勝ち越されたが、28分にゴールライン際の激しい攻防を制し、FLスミスのトライで20―16。34分はグリーンのPGで25―19と突き放した。
 主将のLO大戸は「1点差の重みを考えて、次の試合に臨みたい」。スミスは「自分たちのプレーにプライドを感じる」と前向きに話した。善戦を残留争いから抜け出すきっかけにすることができるか。

 ■選手にも好評
 静岡市清水区のアイスタ日本平で22年ぶりにラグビーの試合が開催され、3784人が熱戦を楽しんだ。選手にも好評で、埼玉のPR稲垣は「昨日から雨が降っていて、どうなるかと思ったが、素晴らしいピッチだった。今まで試合をやった中でも三本の指に入る。エンターテインメント性も感じた」と絶賛。静岡のLO大戸主将は「スクラムで滑らず、スパイクがかむようだった。世界でもトップクラスのグラウンド」と話し、「まだまだ強くなって、またここで試合をやりたい」と意気込んだ。

 

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