静岡人インタビュー「この人」 松田吉行さん 三島青年会議所(JC)理事長に就任した
スローガンは「つなぐ 『奇跡』へ続く『軌跡』を」。新型コロナウイルスの感染拡大で活動が制限される中、JCの若い力で地域を盛り上げる。松田商事(三島市)取締役。38歳。

―スローガンに込めた思いは。
「コロナ禍で希薄になる人のつながりを大切にし、三島JCを未来へつなげる活動を続けていく。礼儀やルールを押しつけすぎず、JCの伝統も受け継ぎながら時代に合った組織を考えたい」
―コロナの影響は。
「JCは従来、膝をつき合わせた“オフライン”の活動に重きを置いてきた。その点でコロナのダメージは大きいが、オンラインも活用した会議やイベントも開いている。人と人が会えなくても、いかにつながるかが大切だ」
―若いメンバーに感じてもらいたいことは。
「地域のために何かしたいと思っている人が多い。コロナ禍でも考え、工夫すればインパクトを残す活動はできる。その楽しさ、やりがいを感じてほしい」
―どんな活動をするか。
「2年開催できていないわんぱく相撲を何とか実施できれば。移住者支援にも取り組み、にぎわいにつなげたい。伊豆の玄関口として三島の責任は大きい。多様なメンバーが結集するJCの力を発揮していく」
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趣味はサッカー、フットサル。