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静岡人インタビュー「この人」 鈴木利幸さん 皇室に温州ミカンを献上した

 天皇陛下が幼少期の1967年に旧細江町を訪れ、ミカン狩りや選果場見学をされたことがきっかけで始まった同町産温州ミカン、白柳ネーブルの皇室献上事業で、自身初めて最優秀賞に選ばれた。68歳。

鈴木利幸さん
鈴木利幸さん

 -受賞時の心境は。
 「想定外というと変だが、非常に驚いた。約50年間ミカンをつくってきて、その成果をここで評価していただけた」
 -本年度産の出来は。
 「今回は長雨や春先の異常気象などがあり厳しい年だったが、評価されるものができたと思っている。気象条件や病害虫の発生、台風など自然相手で大変ではあるが、毎年初心者の気持ちで精いっぱい畑に出るようにしている」
 -献上されたミカンに込めた思いは。
 「浜名湖へ来て海水浴やミカン狩りをされた当時のことに思いをはせ、心の安らぎにしていただければうれしいと思っている。皇室と細江町は今も伝統でつながっている」
 -今後の意気込みを。
 「時代に対応した品種や消費者に合わせた喜ばれるおいしいミカンをつくりたい。今回の受賞を励みに、元気な限り頑張っていきたい。コロナ禍で大変な中だが、生のビタミンCで少しでも皆さんの健康に役立つことができれば」
     ◇
 ミカンづくり一筋で、晴れた日には週末も休まず畑へ向かう。

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