海岸防災林 保全で連携 静岡県と不二総合コンサル協定
静岡県と建設コンサルティング業「不二総合コンサルタント」(浜松市北区)はこのほど、県の「しずおか未来の森サポーター」制度に基づく協定を結んだ。

社会貢献活動として、同市沿岸部の防潮堤に植栽した樹木の育成、保全活動を進める。下草刈りや清掃、松枯れの被害確認などを行う。対象地域は南区堤町の県有防災林5・4ヘクタール。中区の県浜松総合庁舎で同日、平松久典県西部農林事務所長と同社の牧田敏明社長が協定書を交わした。牧田社長は「社員一丸で活動に取り組み、防災林の大切さを市民の皆さんに伝えたい」と述べた。同社はこれまでも天竜区や北区で森林や棚田の保全活動を続けているという。