天竜川ダム勉強会開催へ住民ら議論 浜松・天竜区「親しむ体験を」
国土交通省浜松河川国道事務所と浜松市天竜区佐久間町の住民がこのほど、天竜川ダム再編事業に関する勉強会の開催に向けた話し合いを同町で行った。

同事務所の担当者らが、同町のNPO法人や森林組合関係者、教員ら約10人とともに、天竜川や佐久間ダムの特長、役割などについて学ぶ機会の在り方を議論した。
出席者からは「天竜川の水や生物について学び、親しむ体験を」「豊富な石の種類や中央構造線など、地域の個性を分かりやすく教える場があれば」などの意見が出た。
勉強会は天竜川ダム再編事業への住民の理解を広めようと、同事務所が2016年から町内で開催してきたが、コロナ禍の影響で2年以上中断している。