テニス中に倒れた男性を迅速処置で救命 静岡市消防局、3人に感謝状

 テニス中に倒れた男性に対して迅速かつ適切な救命処置を施し、命を救ったとして静岡市消防局駿河消防署は17日、「スポーツクラブ&スパ ルネサンス静岡」(静岡市駿河区)のテニスコーチ渡辺由紀子さん(54)、小沢克章さん(39)、森悠人さん(30)に感謝状を贈呈した。

感謝状を受け取った(前列左から)小沢さん、渡辺さん、森さん=静岡市駿河区の駿河消防署
感謝状を受け取った(前列左から)小沢さん、渡辺さん、森さん=静岡市駿河区の駿河消防署

 2021年7月24日午後0時15分ごろ、同施設でテニスのレッスンを受けていた50代男性が突然倒れた。渡辺さんはすぐに声を掛けたが心肺停止状態になったため、心臓マッサージを開始。小沢さんは周囲に報告して通報してもらうとともに自動体外式除細動器(AED)を準備した。森さんも駆けつけて心臓マッサージを続けた。
 AEDによる心肺蘇生で救急隊の到着前に心拍、呼吸が再開したという。3人は年2回ほど同消防局による救命処置の研修を受けていて、森さんは「初めての経験だったが冷静に対処できた」と研修成果を語る。小沢さんも「動揺せず、AEDが必要になるとすぐに判断できた」と話す。
 男性はその後、無事に社会復帰した。渡辺さんは「1分1秒の差が社会復帰できるか否かを分けると聞いていたので、本当に良かった」と喜んだ。

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