浜松商議所 「やらまいか」新認定15商品 製造業多く参入

 浜松商工会議所は16日、同商議所の地域ブランド「やらまいか」の2022年度新規商品に15点を認定した。織物や金属加工製品、農林水産物など浜松地域の特産品を生かした商品がそろい、浜松市中区で開いた発表会で各社が地元バイヤーにPRした。

地元事業者がブランド認定の新商品を発信した発表会=16日午後、浜松市中区の浜松商工会議所会館
地元事業者がブランド認定の新商品を発信した発表会=16日午後、浜松市中区の浜松商工会議所会館

 建築用金物製作のナイトー工業(中区)はアウトドア用小型ストーブを、共和レザー(南区)は自動車内装用の合成皮革を使った通学用バッグをそれぞれ開発し、製造業の積極的な新規事業展開が目立った。
 遠州織物の麻を使った食器用マットを提案した自営業の名倉真紀子さん(東区)は「ブランド認定は今後の励みになる。遠州織物の素晴らしさを広く発信したい」と話した。
 22年度の全認定品は継続分も含め49点。東名高速道三方原パーキングエリア下りのショップなどで販売する。

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