熱海土石流訴訟 5月18日初弁論

 熱海市の大規模土石流を巡り、被災住民や犠牲者遺族が起点となった土地の現旧所有者らに損害賠償を求めた訴訟で、静岡地裁沼津支部は14日、第1回口頭弁論の期日を5月18日に指定した。原告側弁護団への取材で分かった。
 住民らは昨年9月に提訴。原告は当初70人だったが、84人に増えた。請求の総額は約58億円。
 住民らは、現旧所有者は起点の盛り土が崩落する危険があると認識していたのに放置したと主張。現旧所有者側は争うとみられる。

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