サッカー場に大型映像装置 藤枝総合運動公園
サッカーJ3開幕戦の藤枝MYFC―ガイナーレ鳥取戦が行われた藤枝総合運動公園サッカー場で12日、新設の大型映像装置がお目見えした。試合前に点灯式を行い、北村正平藤枝市長がカウントダウン後にボタンを押し、運用を開始した。

大型映像装置は南サイドスタンド側に設けた。画面は縦6・3メートル、横11・8メートル。ハイビジョン相当のフルカラーLED方式で、総工費は3億5千万円。北村市長は「有事の際の防災機能としても、藤枝市は(スタジアムの)改修を進めていく。あとはJ2に上がるだけ」と藤枝MYFCを激励した。4月から一般に貸し出す予定で、今回は操作研修を兼ねた試験運用。
藤枝MYFCは2020年にJ2クラブライセンスを取得した。本拠地の藤枝総合運動公園サッカー場はJ2基準を満たしていないが、改修計画を提出し、例外規定が適用された。24年シーズン開幕までにバックスタンド観客席や屋根の設置など改修工事を進めていく。