大河ドラマ館、目標50万人 静岡市 歴史博物館と相乗効果図る

 静岡市は10日の市議会観光文化経済委員会で、徳川家康が主人公のNHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせて来年開館予定の「大河ドラマ館」について、放映開始から約1年間の開館期間で来館者数50万人を目指すと明らかにした。
 同館は静岡浅間神社境内の旧市文化財資料館に設置予定で、作中で使われた衣装や小道具などが展示される予定。市は観光誘客につなげようと、2022年度当初予算案に大河ドラマ活用推進事業費として3億円を計上した。市観光・MICE推進課の担当者は目標値について、過去の県内他市町では来場者数78万人を記録した例もあるとして「ハードルは高いが達成可能と考えている」と話した。
 市は同時期に開館する市歴史博物館(葵区)との相乗効果を高めようと、両館のセット入場券など観光客の動線整備も計画している。駿府城公園の巽櫓(やぐら)と東御門に照明機器を整備するナイトツーリズム推進事業費1億3900万円も当初予算案に計上し、大河ドラマ館や市歴史博物館を見学し終わった観光客の滞在時間延伸や宿泊施設利用促進を図るとしている。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ