環境基本計画案を答申 三島市審議会 意識向上など付帯意見も
三島市環境審議会は8日、市の諮問を受けて審議を重ねた第3次市環境基本計画(2022~31年度)の案を市に答申した。

同計画は温暖化対策や資源の有効利用など7分野の方向性を示し、進ちょく状況を評価する指標と重点取り組みを定めた内容。審議会では市が示した計画のたたき台について意見を出し合い、修正を加えて計画案を完成させた。答申の付帯意見では、周知啓発による行動変容の促進、自然共生社会への意識向上の推進―などを求めた。
豊岡武士市長に答申した水谷洋一会長(静岡大地域創造学環教授)は「環境問題は良くなっていない。1、2次計画の延長だけではなく、いかにパワーアップさせるかが重要」と述べた。