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特集 : 熱海土石流災害

参考人招致 盛り土経緯、究明なるか 熱海土石流・市議会百条委

 熱海市伊豆山の大規模土石流は3日で発生から8カ月がたった。土石流に関する市議会の調査特別委員会(百条委員会)は同日、参考人招致を始め、起点の盛り土や周辺の開発の経緯などを知る関係者に事情を聴く。不適切に造成された盛り土の危険性や安全対策の必要性を関係者がどのように認識していたか注目される。参考人招致は3、17、18の3日間、一般非公開で実施する。百条委は当初、盛り土の造成業者ら13人を参考人として呼ぶ予定だったが、関係者によると、所在不明の人や証言を拒否した人がいて、2日現在、11人が招致に応じているという。3日は、被災地周辺の住民や盛り土部分を含む土地の売買に関与した不動産業者ら計5人が出席する。
 一方、盛り土造成や周辺の開発に関する手続きや行政指導などに関わった市や県に対しては文書で質疑し、回答を精査した上で参考人として追加招致するかどうかを判断する。現旧所有者には法的強制力がある証人尋問を行う方針。
 百条委の稲村千尋委員長は「原因究明につながるよう参考人から真実に迫る発言を引き出したい」と話した。一方、遺族や被災者でつくる「被害者の会」の瀬下雄史会長(54)は「造成に関わった人の自己弁護の場にならないよう、市議には厳しく追及してもらいたい」と訴えた。その上で「報道陣の傍聴を拒んでいる参考人もいると聞いている。それが認められれば密室でのやりとりになり公平性に疑問が生じる。参考人に忖度(そんたく)せず、毅然(きぜん)と対応してほしい」と議会側に注文を付けた。

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