移住希望地 静岡県が2年連続1位 2位福岡、3位山梨

 首都圏から地方への移住支援に取り組む認定NPO法人ふるさと回帰支援センター(東京)は25日、移住相談者を対象に調べた2021年の都道府県別移住希望地ランキングを発表し、静岡県が2年連続で1位になった。

ふるさと回帰支援センターの移住希望地ランキング
ふるさと回帰支援センターの移住希望地ランキング

 本県は20~60代の各年代でトップ、70代以上でも2位だった。同センターの稲垣文彦副事務局長によると、新型コロナウイルスの影響でテレワークが普及し、首都圏から近距離への移住ニーズが増えたことが、本県の人気の要因だという。市町と連携して移住フェアやセミナー、出張相談会を積極的に開催した効果も大きかったとみられる。さらに、稲垣副事務局長は本県の人気について、相談窓口の対応が非常に丁寧で、移住希望者に安心感を与えているためと分析。「決して距離が近いだけが人気の理由ではない」と指摘した。
 同センターへの21年の相談件数は前年比29%増で、過去最多の4万9514件だった。新型コロナで一時的に移住の検討を控えていた人たちが再び動き始めたことも反映しているという。
 稲垣副事務局長は「ライフスタイルを変え、地域とのつながりを持って生きたいと希望する人にも魅力的」と話し、今後も本県への移住希望者が増えるとの見方を示した。その上で「市町だけでなく住民も一体となって、移住者を迎える態勢を整えることが大事」と強調した。

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