清水南高中等部、集大成輝く 静岡市で卒業発表 台本、舞台装置生徒が作る
清水南高中等部は24日、静岡市清水区の清水文化会館マリナートで卒業制作発表会を開いた。体育や音楽、美術を組み合わせた同校独自の教科「表現」の学習に取り組んできた3年生105人が、3年間の集大成となる舞台をつくり上げた。

表現の授業は本年度、連携協力協定を結んだ県舞台芸術センター(SPAC)の俳優や技術スタッフから指導を受け、舞台上での体を使ったパフォーマンス力を磨いてきた。クラスごとの発表では、高校生が大切な仲間ややりたいことを見つけて成長する物語を上演した。
3年生全員によるミュージカル「グレイテスト・ショーマン」は、映画原作に基づいて台本や舞台装置を生徒自身が準備した。ショーを通じてさまざまな人の人生を輝かせる舞台人の生き方を歌とダンスで表現し、会場の保護者らから大きな拍手が送られた。