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特集 : ものづくり最前線

魚原料のドッグフード 金虎(焼津市) 鮮魚の素材生かした味【静岡ものづくり最前線】

 2014年から自社ブランドのドッグフード商品を市場に本格投入している。焼津港で水揚げされた新鮮な魚を原料にした総合栄養食や犬用スナックが主力商品。老舗かつお節屋の培った技を駆使し、素材の良さを生かした味がワンちゃんから好評だという。

金虎のドッグフード「おさかな」(左上)と犬用スナック「鰹犬」
金虎のドッグフード「おさかな」(左上)と犬用スナック「鰹犬」

 自社ブランド商品の第1弾は、魚肉100%の犬用スナック「鰹(かつお)犬」。アレルギー物質に配慮して製造したところ、アレルギー性皮膚炎に悩む飼い主のニーズに合致した。売れ行きが好調に推移したことで、犬用総合栄養食の開発に踏み切った。
 20年にマグロやカツオを主原料にした「おさかな」が完成した。こだわりは、油脂や食品添加物を付けずに素材そのものの良さで勝負した点。新鮮なカツオやマグロがすぐに手に入る地理的特性も相まって、寺尾仁秀専務は「焼津でしか作れない製品」と胸を張る。
 総合栄養食分野に参入するため、焼津市内にドッグフードの専用工場を新設した。導入した製造設備のオペレーションは3年かけて確立した。
 「おさかな」は1袋1キログラムで3300円(税込み)。「鰹犬」は660円(同)で、いずれも金虎のオンラインショップで販売している。

 企業情報 焼津市本町4丁目。1913年設立。従業員65人。市内3カ所に工場を構え、かつお節や削り節を販売する。

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