三島市、AI導入で業務効率化 手作業100秒→機械処理20秒 給付金支給の事務

 三島市は住民税非課税世帯に10万円を支給する臨時特別給付金の事務作業に人工知能(AI)やロボットによるソフトウエアツールを導入し、業務の効率化と迅速化を図っている。手書き書類のデータが自動的にシステム入力されるなど、処理時間は80~90%短縮されるという。

ソフトウエアで自動処理する給付金の事務作業=三島市役所
ソフトウエアで自動処理する給付金の事務作業=三島市役所

 郵送や窓口で申請者から提出された確認書類をスキャナーで読み取ると、手書きの氏名や電話番号、支給要件のチェックなどが一覧表に入力され、さらに専用のフォーマット(書式)にデータが落とし込まれる。手作業では1件当たり100秒かかるのに対し、機械処理による入力は約20秒。最初に動作設定すれば自動的に処理が進むため、その間に職員は別の作業を行うことができる。
 電子申請の入力や添付資料の印刷にも対応可能で、人的ミスの防止につながる。市がこれまでに確認済みの住民税非課税世帯は9338件で、18日までに約3千件を支給する見込み。昨年1月2日以降に市内へ転入した非課税世帯も確認を進め、申請に必要な確認書を順次送付する。

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