柔道女子 東海大翔洋3度目V 静岡県高校新人大会

 静岡県高校新人大会は20日、県武道館で柔道の女子団体戦を行った。決勝は東海大翔洋が、4連覇を狙った藤枝順心に1―0で競り勝ち、4年ぶり3度目の優勝を果たした。全国高校選手権は東京・日本武道館で3月20日に個人戦を行う。男子は加藤学園、女子は東海大翔洋が出場する団体戦は3月21日に実施される。

柔道女子団体決勝 東海大翔洋-藤枝順心 積極的に技を仕掛ける東海大翔洋の安竹(右)=県武道館
柔道女子団体決勝 東海大翔洋-藤枝順心 積極的に技を仕掛ける東海大翔洋の安竹(右)=県武道館


 ■「まじめと努力」の頂点 初戦からすべて1―0 藤枝順心の牙城崩す
 しぶとく勝ち上がった女子の東海大翔洋が藤枝順心の牙城を崩した。初戦からすべて1―0。古内監督は「思いがけない優勝。昨年までは勝たなければならないプレッシャーとの戦いだったが、まじめと努力だけが取りえの今年は初戦敗退も覚悟していた」。優勝が決まると、選手とつくった輪の中は涙と笑いに包まれた。
 藤枝順心との決勝は、中堅の安竹が、個人戦63キロ級決勝で一本負けした近藤を相手に攻めの姿勢を貫いた。「個人戦は緊張しすぎて体が動かなかったが、団体戦は自分がポイントを取らないとと思っていた」と安竹。隙を与えず、近藤に三つの指導が出されて反則勝ちした。
 焼津市で道場を営む一家に生まれた4姉妹の末っ子。全国大会の常連だった長女真利奈さんら姉に追い付こうと努力してきた安竹は「万年2位だった自分が初めて全国に行ける。言葉にできない」と喜びを表現した。
 個人戦無差別級を制した1年生の北尾が体調不良で欠場した中、先鋒(せんぽう)小村、大将初野が初戦からすべて引き分けに持ち込み、役目を果たした。新チーム結成後も、昨夏の全国総体8強の先輩たちが練習に付き添ってくれた。「古内先生に覚悟を決めろと言われ、先輩たちにも指導を受けながら必死に練習してきた」と小村は振り返る。初野は「全員が2年生で臨むことになり、同級生だから分かり合えたし、励まし合えた」とチームワークを勝因に挙げた。

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