富士市PRトイレットペーパー発売へ 障害者が製造、やりがいに

 富士市と障害福祉サービス事業所「市立くすの木学園」(同市大淵)が同市の魅力を描いた包装紙を巻いた「シティプロモーショントイレットペーパー」などの販売を始める。全国トップクラスの生産量を誇るトイレットペーパーを活用し、売り上げ拡大による市のPR効果の増大や魅力発信に貢献する利用者のやりがい向上も狙う。

シティプロモーショントイレットペーパーをPRする小長井市長(左)と利用者=富士市役所
シティプロモーショントイレットペーパーをPRする小長井市長(左)と利用者=富士市役所
利用者が描いた富士山がパッケージとなったコーヒー
利用者が描いた富士山がパッケージとなったコーヒー
シティプロモーショントイレットペーパーをPRする小長井市長(左)と利用者=富士市役所
利用者が描いた富士山がパッケージとなったコーヒー

 同学園は1970年に設立され、製紙業が盛んなまちの事業所として、利用者が紙ごみを再利用したトイレットペーパー製造に取り組む。シングルは、利用者が巨大なロール紙から巻き取って裁断、一つ一つ丁寧に特製のロゴ入り包装紙に巻いている。
 新たな包装紙は、市職員の大石美樹さんがデザインを担当。富士山や田子の浦しらす、観覧車、新幹線、製紙工場、梨、岳南電車を表現した。市のブランドメッセージに加え、「わたしたちは、駿河湾と富士山につつまれた日本で唯一のまちで、このトイレットペーパーを作っています」などと、利用者の言葉も入れた。
 今後、公共施設に納入する商品の約半数を新デザインにするほか、来年度からふるさと納税の返礼品にも追加される。市内でも購入できるようにして販路拡大を目指す。
 富士川河川敷やふじのくに田子の浦みなと公園、東部市民プラザ、富士川楽座から見た富士山など、利用者が描いた絵をパッケージにしたドリップコーヒーも販売し、市の魅力発信と障害者雇用の維持を図る。

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